就職活動で真っ先に聞く言葉、自己分析。
日常会話でも自己分析という言葉はよく耳にしますが就職活動において自己分析はすごく重要と様々なセミナーや講習会などで聞きかじるもののいったい何？
その実態やなぜ必要なのかを具体的に教えてくれる書物やサイトは少ないです。
この記事では就職活動で自己分析がなぜ必要なのか？
いつから始めるのか？いったいどうやるのかについて具体的に解説します。
就職活動に自己分析がなぜ必要か？
これはそもそも働く定義ですが働くことってお金を得るだけでなくより経験豊かな社会に還元できる人間として成長するためなのですが、働くと言っても世の中には、日本には無数の仕事が存在します。
与えられた環境でベストを尽くす為にも、そもそもその環境が向いているかどうかを自分が知っていることはすごく有利です。細かい作業が好き、人と話すのが好き、何かを作りのが好き、好きの反対もあれば苦手なこともあります。
自分を深く観察して良く知ることは就職だけの将来だけでなく、どんな人生を歩みたいか？
何を手に入れて何を捨てるのか？それこそ無尽蔵に考えることがあります。
でも他人のことではなく何より大切な自分のことなので自己分析は就職活動関係なく有利な人生を、幸せな人生を歩むために不可欠です。
敵を知り己を知れば百戦危うからず。という言葉があるように自分を知ることは最大の武器にも防御にもなります。
就職活動での自己分析も自分の魅力や長所をムリに引き出さないといけない。
いいところなんて1つもないのに・・・と落ち込んでしまう方が多くいますがそんなことはありません。
よいところなんて無理に見つけなくてももともと必ずあります！
他人が気づくかどうかではなくまずはあなたがいったいどんな人でどんな時にパフォーマンスが良いか、または落ち込むか？何が好きで何が嫌いか？これが一番大切です。無理して自分をよく見せても(この時点で自己分析をしていませんが…)就職活動でも人間関係でも無理があります。
就職活動に自己分析が必要な理由はズバリ 自分が幸せな人生を送るため！これに尽きます。
ではその就職活動での自己分析っていったいいつから始めるべき？
就職活動での自己分析っていつから始めるのが良いのか？
大学3回？それじゃ遅いの？
自己分析って就職活動と同時に始めると遅い印象を受けますよね。
最近は大学1回生から始めるべきとか、2回生ではインターンをなどと言われていますがそんなことはありません。
実はあなたは既に自己分析を繰り返しています！
それは高校時代の受験時代に自分の志望校を決めるとき、大学受験をするとき、文系か理系かを決めるとき。
様々な人生の節目で選択と決断をしているんです。
就職活動での自己分析も同じです。
自分の得意なことや挑戦したい分野か、または自分ならこういうことで貢献できそう。
ここをもっと強く学びたい。
得意なこと諦めたこと人から褒められたこと、叱られたこと。
結果と過程のバランス。自分が人より優れている所、もちろん劣っているんじゃないかと思っている所。
まずはじっくり観察して下さい。
それを紙に書き殴る、それを繰り返し繰り返し抽出しあなただけの濃い自己分析が出来上がります。
この世に溢れるどんな情報より価値がある、あなただけの自己分析シートの骨格となります。
就職活動に必要な自己分析の具体的なやり方は？
具体的には自分が今まで夢中になったことや熱中したことを時系列で思い返すというのが主流ですし多くにサイトや書籍にも既出だと思います。
しかしもっと重要なことがあります。
自分を内観することです。
内観とは内なる自分を客観的に冷静にもう一人の自分が見つめることですがこれには多くの気づきや学びがあります。
大手企業や海外の企業ではかなり普及しつつあるのですが瞑想も同じようなもので日々の自分を切り離して客観的に自分を見つめることで冷静に自己分析が出来ることからしごとのパフォーマンスが大幅に向上することを狙っています。
心を落ち着けて5分でも良いのでリラックスしながら呼吸だけに意識を向けると頭がクリアになり様々な悩みや迷いを俯瞰的に見つめ直すことでより強い自分になれるという内観が自己分析のルーツです。
あなたが熱中した体験や経験、継続してきたことしていることから共通事項を洗い出しそこを基軸に自分という人間を分析、リサーチすることで気づかなかったけれど確実に自分が持っている長所や能力、人に誇れる自分を見つけることが出来ます。
これによって長所を見つけることはもちろんですが短所やそのカバー方法、乗り越え方や対処法なども見つけることが出来ます。カウンセリングやセミナーではなくじぶんがそもそも持っている自分にピッタリくる答えを見つけることが出来るのも自己分析の素晴らしい用法です。
就職活動に必要だから、周りがやっているから、ではなく就職を通してあなたの人生がより輝くためのものであることを忘れないでください、
長くなってしまいましたが今回は就職活動で真っ先に聞く言葉、自己分析の必要性、開始時期、やり方について記載しました。