可愛いネイル、個性的なネイル、高度なネイル。
ネイルのデザインは無限にあると言え、おしゃれとして自分好みのネイルを楽しむ人も多いです。
そしてネイル好きの人は、ネイルをお仕事にできればと思ったことが1度はあるのではないでしょうか?
ネイルサロンでアルバイトをしながら資格を取り、ネイリストとして就職をしたりすることもできます。
さらにネイリストとして活躍した後、独立して自分のお店を持つ人もいます。
今回は、ネイリストになる方法や仕事内容、資格などについて詳しくご紹介します。
あわせて気になる給料や独立が可能かどうかについても詳しく説明するのでぜひ参考にしてみてください。
ネイリストとは?

そもそもネイリストとは何でしょうか。
ネイリストとは、お手入れをしたりデザインをしたりして指先を美しく見せる専門職のことを言います。
お客様の要望に合った技術を施し、お客様に満足していただくのが仕事です。
センスや指先の器用さ、コミュニケーション能力なども求められます。
ネイリストの魅力とは?

それではネイリストの魅力は何でしょうか。
ネイリストの魅力は主に4つあります。
- 趣味を仕事にできる
- 人を幸せにできる
- 資格取得や下積みをすることでプロを目指せる
- 独立という道がある
趣味の人も多いネイル。
趣味のネイルを仕事にできたらと思う人も多いのではないでしょうか。
また、人を綺麗にするお仕事は、人を幸せにするお仕事でもあります。
また、ネイリストはネイルに関する専門的な知識や技術を持つプロです。
そのため、専門的な知識や技術を得るまでには努力や下積みが必要です。
プロ意識を持ってネイルのお仕事に関わりたい人は、資格を取ったりネイルサロンなどで下積みをしながらプロを目指すことも可能です。
そしてネイリストは独立という道もあり、給料アップや自分のお店を持つという夢を叶える人も少なくありません。
ネイリストの仕事内容

ここからは、ネイリストの仕事内容について詳しく説明します。
ネイリストは、セルフネイルではできないような高度な技術を持ち、ネイルケアやネイルカラーを施します。
センスも求められるクリエイティブな仕事です。
・ネイルケア
爪の長さを整えたり、爪の表面をきれいに磨いて甘皮のお手入れをしたりして、爪を健康できれいに保ちます。
・ネイルカラー、ネイルアート
マニキュアやジェルネイルを施し、美しく爪を補強します。さらにカラーリングした爪にジェルやアクリルカラー、シールなどでデザインをするのがネイルアートです。
さらに仕上げには、クリームやオイルを使って、マッサージや保湿を行います。
ネイリストに資格は必要?取得におすすめの資格は?

結論、ネイリストとして仕事をする上で必須となる資格はありません。
しかしほとんどのネイルサロンでは、資格を取得して初めて一人前の仕事を任せて貰えることが多いです。
ここからは、ネイリストを目指す人が取得すると有利な資格を3つ紹介します。
ネイリスト技能検定
ネイリストを育成する「公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター」が、ネイルの知識と技術の向上を目的とした実践に役立つ検定です。
筆記試験と実技試験があります。
ネイリスト技能検定 2級を採用条件としているネイルサロンもあるため、ネイリストの資格取得を考えている人はネイリスト技能検定に挑戦してみましょう。
合格率 | 1級53.2%(2021年秋期) 2級54.4%(2021年夏期) 3級89.7%(2021年夏期) |
試験料 | 1級12,500円 2級9,800円 3級6,800円 |
試験日(2022年) | 2級 7月16日(土) 3級 7月17日(日) 1級 10月15日(土) 2級 10月16日(日) 3級 10月23日(日) |
ネット受験 | ☓ |
JNAジェルネイル技能検定
NPO法人日本ネイリスト協会が実施している検定です。
ジェルネイルの知識と技術を修得し、プロとしてネイルサロンなどでジェルネイルを施術できるようにするための検定です。
初級・中級・上級があり、初級と中級は筆記試験と実技試験、上級は実技試験です。
合格率 | 公開なし |
試験料 | 上級16,500円 中級13,200円 初級9,900円 |
試験日 | 2022年未定 ▼更新状況をチェック NPO法人日本ネイリスト協会 |
ネット受験 | ☓ |
ネイルスペシャリスト技能検定
ネイルスペシャリスト技能検定はNPO法人インターナショナルネイルアソシエーションが実施している、ネイルスペシャリストとしての知識や技術を身に付けることを目的とした技能検定です。
初心者向けの A級・SA級と、プロ向けのPA級・AA級・AAA級があり、試験は実技試験と学科試験があります。
合格率 | 上級は45%程度 中級は60%程度 初級が70%程度 |
試験料 | A級10,000円 SA級12,000円 PA/AA/AAA級15,000円 |
試験日 | 2022年試験日未定 |
ネット受験 | ☓ |
ネイリストを目指す人の特徴は?

ネイルストに興味がある人は、ざっくり美容に興味がある人が多いです。
ほかにも、美容師やメイクアップアーティストなどにも興味を持ち、幅広く美容業界を見ている人が多い印象です。
進路を美容分野に決めた人は、美容の中でもどんな職種があるのか、向いている職種は何なのか、しっかりと見極めていくことが大切です。
まずは専門学校のオープンキャンパスやネイリストが働いているサロンへ足を運んでみましょう。
ネイリストになるまでの道のり

ネイリストになるまでの道のりは2通りあります。
- 技術を身に付ける
- ネイルサロンへ就職する
スクールやアルバイト、通信講座などで技術を学び、その後資格取得をしてからネイルサロンへ就職という道のりが一般的です。
独学で技術を身に付けている人もいますが、プロを目指す場合はスクールに通っている人が多いです。
またネイリストとして働く上で資格取得は必須ではありませんが、スキルとして証明することができる資格を保有している方が、就職に有利であることは間違いありません。
技術を身に付けたら、いよいよ就職活動です。
ネイルサロンでアルバイトをしながら資格取得を目指したり、そのまま就職をする人もいます。
学生の場合は、アルバイトをしながら資格勉強をするのがおすすめです。
また、ネイルサロンでネイリストとしてある程度経験を積み、独立したりスクールの講師になる人もいます。
気になるネイリストの給料は?

ネイリストの平均年収は約300万円、初任給は約18万円といわれています。
しかし、独立をしたりネイル講師になった場合は収入アップが狙えるため、収入の幅は広いです。
アルバイトの場合は時給900~1,500円といわれていますが、都市か田舎か大手か小規模かでも時給が変わってきます。
プロの技術を身に付けて給料アップを狙うためには、スクールに通ったり地道にネイルサロンで経験を積んだりするのが近道といえます。
まとめ
いかがでしたか?
ネイル好きには憧れのネイリストのお仕事。
ネイリストはとして着実に経験を積めば、ネイルサロンオーナーとしての独立も目指せます。
ネイリストを夢見ている人は、知識や技術を身に付けて自分の夢を叶えてくださいね!