私はさまざまな事情から、未婚のシングルマザーになりました。
しかし、いくら自分が頑張ろう!幸せにしよう!と決意しても、気になるのは両親の反応。
私の父親は小学校の校長、母親も教員です。
さらに私の実家は田舎ということもあり、特に私の祖父母は世間体命の人でした。
そのため、両親に報告する前は“戦〇になる”予感がしていました。
今回の記事では、私が未婚のシングルマザーになることを両親に報告したときの両親の反応をご紹介します。
まさに今悩んでいる人、未婚のシングルマザーとして、選択的シングルマザーとして生きることを悩んでいる人の参考になれば幸いです。
報告のタイミング
両親に報告したタイミングは、心拍確認後です。
私の場合は産むかどうかを迷っているのではなく、産むことを決意してでの報告だったのでした。
流産の可能性が高い心拍確認前に“戦〇状態”になると精神的負担になってしまうと考え、心拍確認後に報告しました。
しかし、産むかどうかを迷っているという人は1秒でも早く相談することをおすすめします……。
遅ければ遅いほど、中絶にかかる体の負担が大きくなってしまうので……。
報告前に準備したこと
友だちに相談することと一問一答を作ることの2つです。
しかし、友だちに相談すると無駄に広まったり、同情されたりする場合があるので、本当に信頼できる友だちのみに相談するようにしましょう。
一問一答については、両親と戦〇になることを覚悟し、〇〇したらどうすんの?!などと問い詰められたときにスラスラ答えられるように用意したものです。
主に仕事や保育園のこと、子供が熱を出したらなど細かいことも含め20問ほど用意しました。
いよいよ報告
これはもう両親によると思います……。
あくまでも私の両親の場合の話なので、参考程度にしていただけると幸いです。
先述の通り私の場合は、父親は校長先生、母親も教員さらに田舎で世間体を気にして生きていかなければならないという背景がありました。
しかし、報告時の両親の反応は意外なものでした。
まず、私は携帯を握りしめてアパートの外に行き、落ち着いて話をするために散歩がてら両親に話したいことがあると伝え、電話をかけました。
ここからは会話形式でご紹介します。
私:もしもし
両親:もしもし、久しぶり~!どうしたの?!
私:いやぁ、実はねみたいな話があって
父親:結婚?
母親:転職?引っ越し?
私:いや……
両親:なになに?!
私:(沈黙)
父親:妊娠したとか?
私:そう。
両親:きゃー!おめでとう!
私:ありがとう
父親:相手はいる?
私:いない。1人で育てようと思ってる。産みたいと思ってる
父親:シングルマザーか!じゃあ手伝いにいかんとな!
母親:なんかわくわくしてきた!
(その後理由を説明)
両親:体に気を付けてね。
かなり省きましたが、大まかに説明するとこんな感じです。
私が1番驚いたのは、妊娠したことに対してとても喜んでくれたことと、相手と何故お別れすることになったのかなどの経緯を聞く前にシングルマザーになることを受け入れ応援してくれたことです。
正直、一問一答を用意し戦〇を覚悟していたので拍子抜けでしたが、私の幸せが1番と言ってくれたことと体調を心配してくれたことがとても嬉しかったです。
私の家系にはシングルマザーの家庭はありませんが、両親が教員ということもあり、片親の子どもと接する機会も多かったので、逆に理解があったのだと思います。
私からのアドバイス

ここからは、実際に私が後悔したことややってよかったことを元にアドバイスをします!
ネットの声を気にしすぎない
これは私的には1番気を付けて欲しいことです。
正直、ネットには批判的な言葉が多い、いやほとんど批判的です。
片親は可哀想、幸せになれない、無責任だなどなど。
正直ネットを見すぎた私は、中絶した方がいいのかなと何回も迷ってしまいました。
でもよく考えてみてください。
「未婚のシングルマザーについてどう思うか」についての掲示板などに批判を書く人は、結果的に不幸になったまたは後悔している人だけです。
子育てのイライラをネットで発散している人も多いですしね。
幸せになった人はこんなところに登場しません。
おそらくショッピングモールのフードコートで楽しくおしゃべりでもしてるんじゃないですかね(笑)
つまり、人それぞれなんです。
もう一度言います。
人生は人それぞれです。
子どもも自分も幸せにできる自信があればそれでいいんです。
産むと決めたら、あまりネットを見すぎないようにするのがおすすめです。
周りへの報告は慎重に
友だちなどへの報告は慎重に行いましょう。
私の場合、自分は母子ともに幸せになるために頑張る覚悟をしているのに、大きく同情されたり可哀想だと言われたりしてもやもやしました。
特に職場はそうだと思います。
心無いことを言われることもありました。
※しかし、今後生き抜いていくためには、そう言われるのは当然だという気持ちで立ち向かう強さも必要です!
親への報告は自信を持って!
とにかく覚悟がある、絶対に幸せにする、妊娠が分かって嬉しかったということを伝えると良いと思います。
こちらが産むかどうかを迷っているような態度を取ったり、意思が曖昧だと反対を受けるかもしれません。
産むと決めたなら、堂々と報告しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
未婚のシングルマザーになることは簡単ではありませんし、両親への報告は最初の第一関門だと思います。
しかし、親は子供の幸せを1番に考えてくれるもの。
勇気を持って伝えてみてください。
最後に、未婚のシングルマザーのみなさん、幸せになりましょう!
それからもう1つ、自信を持ちましょう!
たしかに社会からの風当たりは強いかもしれません。
しかし、幸せかどうかを判断するのは周りではなくあなたと子どもですよ♪