【ゆっくり茶番劇】柚葉が商標登録をした件をわかりやすく解説!石氷匠と柚葉の関係は?柚葉はチャンネル登録者数を購入している?

東方プロジェクトの二次創作動画「ゆっくり茶番劇」をチャンネル登録者数22万人の柚葉さんが商標登録をし、ゆっくり茶番劇を使用するにあたり年間で10万円の使用料が必要になってきます。

この記事では柚葉さんがゆっくり茶番劇を商標登録した件と商標登録された経緯をどこのサイトよりも詳しく解説しています。

そもそもゆっくり茶番劇とは?

ゆっくり茶番劇とは、東方Projectの二次創作動画のカテゴリーの1つである。ゆっくりのまんじゅうキャラクターやゆっくりボイスを使ってなんやかんやてんやわんや催される茶番劇。ゆっくりキャラは一頭身で立ち回りがしやすく、また音声付きで演出できるので個性が出しやすいという強みがある。

引用元:公式サイト

ゆっくり茶番劇とはyoutubeなどに動画を投稿している人が使う動画のようなモノです。これでうまく説明できているか不安ですが、ネットでゆっくり茶番劇と検索して頂いたらどういったものなのかわかるかと思います。

【ゆっくり茶番劇】柚葉が商標登録をした件をわかりやすく解説!

そんなゆっくり茶番劇が商標登録され、利用するのには1年間の利用料10が発生するワケです。では今回の経緯をわかりやすく解説したいと思います。時系列で説明するとこんな感じです。

  1. ファンが楽しんでいる「ゆっくり茶番劇」を作者、原作者でもない人が勝手に商標登録する
  2. 異議申し立て期間を過ぎた後に、Twitterで商標権を取得したことを報告する
  3. これにより異議申し立てすることはできず、利用するにあたり費用が発生する
  4. 「ゆっくり茶番劇」を楽しんでいるファンや視聴者から問い合わせが殺到する
  5. これからゆっくり茶番劇の原作者、作者が動くのではないかと予想されている

今回ことの発端となっている「柚葉さん」ですが過去に葉たまゆらさんとしても活動されていました。柚葉さんは作者でも原作者でもないのに、多くのファンに愛されているゆっくり茶番劇を商標登録してしまいました。多くのファンに愛され、楽しまれているゆっくり茶番劇を利用しようとすると年間10万円という高額な費用を支払わなければいけません。

動画投稿者の「柚葉」さんが、動画サイトで人気のジャンル「ゆっくり茶番劇」の商標権を取得し波紋を呼んでいます。今後ゆっくり茶番劇の商標を使用する際は、商標使用許可申請書の提出と年間で10万円(税別)の使用料が必要になると主張しています。

引用元:ヤフー

個人的には商標権が登録され、異議申し立て期間が過ぎているので、本物の作者が出てきても異議を唱えるのは難しいのでは?と思っています。東方プロジェクト原作者ZUNさん等が柚葉さんに直接語りかけたことで、柚葉さんは現在、ライセンス使用料を支払わずに使っても良いという旨ノツイートをされています。「皆様からのご意見を受け、関係各所と再検討しましたところ、使用料のお支払いは不要と定めることに決定致しました」と発表しました。ライセンス利用料は必要なくなったのですが、ライセンス(商標登録)は柚葉さんサイドで存続することがわかっています。

今回の一件で柚葉さんが所属しているCoyu.Liveというライバーコミュニティから柚葉さんに対して警告処分が下されています。このことがきっかけなのかはわかりませんが、Coyu.Liveが警告処分をした。という発表をしたのちに柚葉さんは商標登録のライセンス料は不要と発言されています。

【お知らせ】弊会所属ライバー「柚葉」(登録名:たまゆら)につきましては、所属規約および所属契約への違反が認められましたので、総合的に判断いたしました結果、本日付にて警告処分といたしました。

引用元:Twitter

また柚葉さんが商標登録することを請け負った海特許事務所も「全く知らなかった。」というコメントと同時に、お詫びのコメントも提出されています。

海特許事務所によると柚葉さんが自身のチャンネルで使用するために、取得した。と公表していますが、SNS上では炎上商法をするためでは?という声が多数上がっています。というのもこの一件で柚葉さんの動画は100万再生近く再生されており、ネットでは炎上商法だという見方も広がっています。

今回、大きな騒動を巻き起こした柚葉さんですが、ライバーコミュニティ「Coyu.Live」に所属する人物だそうで、自身はUUUMに所属している発言をしたり、チャンネル登録者数を購入している疑惑があったり、柚葉さんはさらに炎上しています。

柚葉はUUUMには所属していない?

今回「ゆっくり茶番劇」の商標登録の件で話題になった柚葉さんですが、自身はYouTubeの大手事務所UUUMに所属しているような発言をされましたが、実際にUUUMクリエーターの一覧で検索をかけてみると見つからず、過去に活動されていた名前「たまゆら」さんでも検索をかけても表示されず、UUUM側に直接問い合わせると以下の投稿をされていました。

<お知らせ>

5月15日以降、「商標登録」発信に関連して、多数のお問合せ・ご心配の声をいただき、誠にありがとうございます。本件発信者の方にUUUM所属の事実は無く、当然ながら弊社は本件に関与しておりません。引き続き、UUUM所属クリエイターの応援をどうぞよろしくお願い申しあげます。

引用元:Twitter

この発言から柚葉さん、過去名たまゆらさんはUUUMに所属していないことがわかります。ではなぜ柚葉さんは所属しているということを発言されたのでしょうか。

引用元:UUUM

詳しく調べてみると、柚葉さんはUUUM creasという参加要件を満たしていれば誰でも入れるものに参加していただけで実際に葉UUUM側とは一切何も関係ないことがわかりました。

柚葉はチャンネル登録者数を購入している?

まずはこちらの画像をご覧ください。

ゆっくり茶番劇を利用して動画を作成しているyoutuber達のチャンネル登録者数と総動画再生回数、動画投稿本数が記載されています。まず見て頂きたいのが動画の投稿本数です。柚葉さんを除く他の方々は100本以上は動画を投稿されていますが、柚葉さんわずか25本。

中には500本近くも動画を投稿しているのにも関わらず、柚葉さんより登録者数が少ないチャンネルが多数あります。また柚葉さんの動画の総再生回数は200,000回と他のチャンネルと比べても明らかに少ないです。他のチャンネルは少なくても1000万回再生、多ければ1億を超えるモノもあります。

登録者数が明らかに多く、再生回数、動画本数が少ないことから登録者を購入したのでは?と言われています。これはあくまで憶測ですので、情報の取り扱いには注意してくださいませ。

【特定】ゆっくり茶番劇の商標者は誰?柚葉企画と石氷匠の関係は?

特許庁の『J-PlatPat 』で「ゆっくり茶番劇」について調べてみると、商標登録したのが「石氷匠」という人物であることがわかります。

引用元:J-PlatPat

Twitterには柚葉企画という方が商標登録したとツイートされています。柚葉企画の中に石氷匠さんという方がいるのでしょうか。今現在では石氷さんと柚葉企画さんとの関係性についてはわかっていません。また情報が入り次第追記したいと思います。

追伸:柚葉と石氷匠は別人?

ご報告本日、東京の私の家に警察の方が来られ、事情聴取を受けました。事情は全て説明し、全ての案件で被害届を出すことで進めております。皆さんが関係各所へ行った・・・①名義になって頂いている方への〇害予告の件②関係各所への爆〇予告の件③事務所などへの犯〇予告の件等々です。

引用元:Twitter

柚葉さんがこのようなツイートをし、石氷匠さんと柚葉さんは別人であることがわかりました。「①名義になって頂いている方への〇害予告」と記載されており、商標登録書には石氷さんの住所や名前が記載されています。今回の一件で激怒したファンは危険なことをしたことでしょう。そのことで商標登録者の石氷さんが被害を受け、柚葉さんと一緒に事情聴取を受け、被害届を出すことを視野に入れているそうです。

ネット上では柚葉さん=石氷さん。という認識が強かったと思いますが、これにより二人は別人であることがわかります。

【ゆっくり茶番劇】商標登録は取消(撤回)できない?裁判や逮捕の可能性は?

2022年5月15日に「ゆっくり茶番劇」が作者でも原作者でもない柚葉さんに商標登録されたことがわかり、ネットで話題になりました。調べてみると勝手に第3者に商標登録されても、取り消しできない。ということが言われていますが、事実なのでしょうか。

柚葉さんがゆっくり茶番劇を商標登録したのは2022年2月24日で、柚葉さんが発表したのが2022年5月15日。約3ケ月以上の期間があり、その期間の中には申請された商標登録に対して異議申し立てを行うことができる期間が含まれています。商標登録異議申立て(商標法43条の2)によると登録されて2ヶ月以内が異議申し立て期間です。

ゆっくり茶番劇が登録され3ケ月ほど経過しているワケですから、異議申し立ては行うことはできません。ただ5年以内であれば「無効裁判」というのをすることができ、無効裁判を経て勝訴すれば商標登録を取り消すことができます。今後作者ZUNさん行動に注目ですよね。

【ゆっくり茶番劇】裁判の可能性は?

今回第三者に勝手に商標登録された件ですが、商標登録から5年以内であれば民事で「無効裁判」を起こすことができます。ただ事例が少なく作者のzunさんが確実に勝てる保証はありません。また柚葉さんは使用料を要求する話は白紙になりましたが、無効裁判の時効が過ぎた5年後、柚葉さんは使用者に対して使用料を請求する可能性も考えられます。ですので安心して「ゆっくり茶番劇」を安心して使えるように柚葉さんに対して行動を示すのも良いかもしれませんね。

【ゆっくり茶番劇】逮捕の可能性は?

動画終盤、今回の騒動について岡野タケシ弁護士自身の見解について聞かれると「(手続き的には)犯罪ではない、合法」「刑事のトラブルではなく民事のトラブル」としつつも、「みんなが怒るのは理解できる」とコメント

引用元:ヤフー

続いて勝手に他人の作品を商標登録した柚葉さんが逮捕される可能性について見ていきます。結論から言いますと、逮捕される可能性は低いと言われています。そもそも他人の作品を勝手に商標登録することは犯罪ではないとのことで、逮捕される可能性は低いとのことです。

また今回柚葉さんが商標登録する際に名義を貸した「石氷匠」さんは今回の一件で、ゆっくり茶番劇のファンに被害を受けたことで、柚葉さんと石氷さんは警察に被害届を出すようです。この件から逆にゆっくり茶番劇のファンが逮捕される可能性が出てきています。

追伸:ドワンゴが見解を発表!

「ゆっくり茶番劇」という文字商標を取得したと自称する方は、5月15日(日)に「商標を使用する場合は10万円を請求する」との発表を行いました。その後、当該人物は「商標を用いても請求を行わない」と発言していますが、当該商標権は保持されたままであり、いつでも前言を撤回できる状態が続いています。

引用元:ニコニコ

今現在、使用料はいらない。と発言した柚葉さんが商標登録を保持しており、いつでも「やっぱり前いったことは取り消します。使用料は必要」ということを発言した場合、使用料が発生する用です。これはファンにとって悲しい現実でしょう。

【ドワンゴの見解】問題ないと考える例

しかしドワンゴが商標権〇害には当たらないと考える見解を示しました。ドワンゴの見解は以下の通りです。

  • 「【ゆっくり茶番劇】私のモーニングルーティーン」という動画タイトル
  • 「【ゆっくり劇場】俺のおすすめ商品TOP5」という動画タイトル
  • タグや説明文中、セリフでの「ゆっくり茶番劇」という文字列の利用
  • ゆっくりキャラクター等が登場する、各種の合成音声ソフトウェアを使った動画
  • 東方Projectに関する動画

ということはドワンゴが考える問題がない一例で、これはあくまでドワンゴが法律家と相談した結果出た答えであり、問題があるかどうかは特許庁や裁判所が決めるので、確実に安心ということはありません。また以下では【ドワンゴの見解】問題ありと考える例を解説しています。

【ドワンゴの見解】問題ありと考える例

  • 「ゆっくり茶番劇 Part1」「ゆっくり茶番劇 Part2」や、「ゆっくり茶番劇 ①」「ゆっくり茶番劇②」等、「ゆっくり茶番劇」というタイトルの下に定期的に異なる内容の動画が投稿されている場合
  • 「ゆっくり茶番劇」という文字列を、投稿者名やチャンネル名など動画の投稿元や提供元の表示として使用する場合

これらの場合は問題があるのでは?という見解が出されています。この辺りは自己判断ではなく、特許庁などに確認した上で作成されることをお勧めします。

>>特許庁の問い合わせ先はこちら<<

追伸:解決!柚葉が商標登録の抹消を発表!

ということをツイートしており、ゆっくり茶番劇の商標登録を抹消されたことがわかりました。これにてようやく一見落着ですよね。また商標権が放棄されたことでドワンゴがゆっくり茶番劇のファンを守るために、関連商標を取得する動きが期待されます。ゆっくり茶番劇の件が話題になってから1週間ほどでしたが、今回、無事放棄されて安心です。最後まで柚葉さんに対応をしてくれたニコニコ動画さん、ドワンゴさん、ファンの皆さんには感謝申し上げます。

今回の件でSNSの反応は?

これでよかった。一見落着という意見もありますが、柚葉さんが注目を浴びたことに対して不満のファンもいるようです。ですが無事ゆっくり茶番劇を利用するにあたり、使用料を支払わなくて済みますし、結果的に満足ですよね。また一時的に、注目を浴びた柚葉さんですが、2週間も経過すれば忘れてしまう人は多いのではないでしょうか。

これからファンが安心してゆっくり茶番劇を利用することができるワケですので、本当に良かったですよね。最後までご覧頂きありがとうございました。